※この文章は、旧ホームページ開設時に綴ったものです。

チェリスト佐藤智孝のホームページをご訪問下さり、有難うございます。

当サイトは2007年11月に仮オープン、12月より本格的に開いております。

この間、色々なアドヴァイスを頂戴し、その1つ1つに感謝しております。

ここでは基本的に、私、佐藤智孝が直接見聞、体験した事で構成しています。

風評ではない事実のみ、私自身の見聞体験を元に書ける事だけをお伝えしていきます。

ですから例えば、名曲の紹介でもっと皆が知ってる曲とかを載せた方が、というアドヴァイを頂戴したりもしましたが、基本的に私自身の名前を冠した演奏会で取上げ、取組んだ曲のみを私の視点で書いていくつもりです。

作曲家が音に込めた言葉に表せないメッセージ、感動を言葉で説明しようというのがそもそも無理で、やはりチェロで演奏し、お伝えするのが一番なのですが(伝える事ができればですが)、曲に対するイチ演奏家の様々な想いの一片を感じて頂ければ幸いです。

沢山の想いの篭った曲を簡潔に書くことは不可能で、かと言って詳しく書こうと思ったら、それこそ話がつきません。

お互いの意見をぶつけ合うために、リハーサルでは演奏者同士喧嘩のようになる事を考えていただければご理解いただけるかと思います。

お勧めのCDに関しても、あくまでも私の主観でという事をご理解ください。

私が一番懸念しているのは、私の感想が風評として一人歩きしてしまう事です(それ程影響力、またアクセスもあるとは思いませんが)。

私の文章を読み、『そうか、このチェリストはこういう演奏するのか』という思い込みはせずに、どうか自分で聴いて判断してみてください。

私の文で、『そうか、こういうチェリストが世界にはいるのか、今度機会があったら聴いてみたいな』程度に思っていただけたら幸いです。

実は大変丁寧に『このサイトが簡潔で見やすい。このように簡潔に書いてくれ』と、あるサイトを紹介してくださった方がいました。

そのサイト覗いて見たのですが、そこではCDの演奏聞き比べなどを掲載し、例えばバッハの無伴奏組曲をどのように演奏しているか、10人分のCDを聞き比べ、演奏時間に始まり一言コメントされていました。

製作者は純粋に自分の感想を掲載したのだと思いますが、比べられてるだけに(某は某に比べ○○だ等)、その情報が一人歩きしたら、何より演奏者はそんな風に聞いてほしくないのでは、と思いました(コンクールが好きな人もいるから一概には言えませんが)。

演奏会案内に関しては、一般公開のもののみを掲載するつもりです。

ネット社会の恐ろしさ、情報公開の怖さを、やはりサイトを開いてる同業者から沢山聞かされてますので、細かい情報、現段階では載せてませんが、メールでご連絡頂ければ、詳細お知らせします。

恩師との思い出では、私と先生の出会いのみを書きました。お師匠様方には大変お世話になっただけでなく、沢山の被害というか、恥ずかしい思いをさせてきてしまった気がしています。

レッスンの度に根気強く何度も同じ説明をし、お手本を示しても全然できない不器用な生徒で、演奏会や公開レッスンにだせばへろへろの演奏しかしない不肖の弟子、というか私の師と言う事がすでに恥ずかしい事と思います。

感謝の気持ちと同じ位申し訳なく思っています。

先生との思い出は沢山ありすぎる位なのですが、その1つ1つが私の語りつくせない大切な思い出なので、当分は出会いのみのままです。

このような感じでチェロに関する駄文を載せていきますが、ご感想、ご意見、ご批判頂けたら幸いです。

特に演奏聴いて下さった方にはご批評(演奏の)お願いしたいくらいです。

最後になりましたが、このサイトを作成して、現在私にパソコンの使い方指導中の(見捨てないで教えてね)並樹路ことN嬢(本人の希望により偽名)に心から御礼申し上げます。

2008年1月2日 佐藤 智孝

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