國井美香 | アルト

國井美香のプロフィール

茨城県高萩市生まれ。現在はイタリアに在住。

武蔵野音楽大学卒業後、東京音楽大学研究科にて学び、さらに二期会オペラスタジオ研究生、文化庁国内研修員として研鑽を積む。

研究生時代に日伊声楽コンコルソにて入賞。

二期会オペラ「カルメン」でデビュー。国際ロータリー財団奨学生として、ローマに留学し、イタリアで行われた「フランチェスコ・パオロ・ネーリア国際声楽コンクール」にて優勝。

その後、イタリア・ヴェネチアの「フェニーチェ国立歌劇場」、カリアリの「ピエル・ルイージ・ダ・パレストリーナ国立歌劇場」、ヴェローナの「ヴェローナ国立歌劇場ホール」、トリノの「コロッセオ・ホール」、ローマの「パルコ・デッラ・ムージカ・ホール」と「コンチリアツィオーネ・ホール」、フランス・アヴィニョンの「教皇宮殿ホール」、ドイツ・ベルリンの「サン・マッタウス・ホール」など、その他、多数の歌劇場やホールなどを中心に、幅広い音楽活動に励む。

なかでも、バチカン市国のネルビホールで開催されたコンサートでは、ローマ教皇を前にした御前演奏を果たし、日本人としては初の快挙として、特に注目された。

近年は、プロジェクト「マルコ・ポーロの道～世界への舞台」のなかで、イタリア、スイス、台湾などで様々なフェスティバルやコンサートに出演。

また、声楽マスタークラスの教授として、後進の指導にあたっており、優秀なアーティストをステージへ送り出している。

さらに、2021年9月、イタリアのスポレート市で行われた「トーマス・シッパーズ国際賞」表彰式では、「声楽特別賞」を獲得し、長年にわたるイタリア声楽界でのキャリアが評価された。